大人の「考える力」をイノベーションするフローワン

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  • セミナー:結果を出す最強チームの作り方:現場の潜在能力を引き出す3つのマネジメント技術

 

2013年2月発売 /840円(税別)


部下が自分の頭で考えて自律的に動くようにしたい
業務のミスを減らし、 効率をアップしたい
「お互いが学び合う和気あいあいとしたチームを作りたい」
 
現場の実質的リーダーであるミドルマネージャーが抱えるこれらの課題に 、シンプルで明確な答えを出してくれる考え方(フレームワーク)があります。 それが組織やチームを動かす実践的なノウハウの体系である「マネジメントコントロール」です。
 
トップの視点で「経営戦略」を作成するためのフレームワークについては、多くのビジネス書が出版されています。
 
また雑誌やテレビで、カリスマ経営者のインタビューを見たり 、経営コンサルタントの解説を見ることで、それなりに学ぶことができます。
 
ところが、実際にトップから降りてくる戦略を、マネージャーとして社内で「実行」する方法については、先輩社員のアドバイスを聞いたり、ドロ臭い現場で試行錯誤を繰り返しながら、OJT的に学ぶのが一般的です。
 
もちろん課長など管理職(マネージャー)向けの書籍も多く出版されていますが、
 
「こうやったらうまくいった」
 
という著者の経験の範囲で語られることがほとんどであり、 「上司は鬼となれ」「仏になれ」など、人によってそのアドバイスの中身はまちまちです。
 
そんな中、多くの管理職が
 
「細かく管理しすぎて、部下のモチベーションがダウンしてしまった」
「自主性に任せたつもりが丸投げになっており、ミスが連発している」
 
など、 マネジメントのさじ加減(バランス)についてジレンマを抱えています。
 
実は、私自身も長年このジレンマに悩み、現場で試行錯誤を繰り返してきました。その時に出会ったのが、ハーバードビジネススクール発祥の 「マネジメントコントロール」です。
 
まだまだ日本ではポピュラーではありませんが、多くの欧米系ビジネススクールでは必須科目として教えられており、私が責任者をしていた社会人向け経営大学院(MBA)でも「もっとも役に立った科目」として常に1、2位に挙げられるほど人気の科目でした。
 
本研修では、この「マネジメントコントロール」を構成する3つのスキル、「組織行動学」や「TOC(制約理論)」などの最新の経営学の知見、そして実際にプロジェクトチームの総責任者として外国人を含むスタッフを10年以上マネジメントしてきた経験をベースに、
 
講師の個人的な経験やアカデミックな 理論に 偏らない、
本当に現場で使える実践的なマネジメントの技術
 
を分かりやすくお伝えします。
 
たとえば、業務のマニュアル化は、「考える力」を奪う存在として何かとネガティブに捉えられがちですが、うまく活かせば経営理念を浸透したり、スタッフのモチベーションをアップしたする強力なツールとして使えます。
 
むしろスタッフのモチベーションが上下しても、スキルレベルがバラバラでも、一定の結果を出す仕組みを作らなければ、マネジメントは安定しません。
 
また松下幸之助氏の提唱した「任せて任さず」のマネジメントも、コーチング、ファシリテーションなどの手法も「マネジメントコントロール」を知る事で、その位置づけが一層明確に理解できるようになります。
 
本セミナーではユニクロやスターバックスなど現場でも行われている実例を踏まえながら「マネジメントコントロール」の使い方を、分かりやすく解説します。
 
併せてディスカッションや「個別ワークシート」を使って、それぞれの参加者が自分の業務を振り返り、実務に活かす方法を考えます。

セミナー参加者の声

 
売上アップのためにマニュアルを作りや、ゲーミフィケーションを取り入れたKPI設定など、人を動かすための仕組みについて理解が深まり、まさに目からウロコでした。(女性・管理職)
 
行動、結果、環境コントロールについて、内容を理解すると共に、組み合わせ方を状況に応じて考慮する事の重要性を再認識しました。今後は、現場での配分について、具体的に検討したいと思います。「人の問題」と考えずに、「仕組み」を変えることで改善する事を忘れないよう心掛けたいと思います。(40代男性・管理職)
 
組織の部分最適、サイロ思考をどのように打破できるか、を念頭に受講させていただきました。色々ヒントをいただきましたが、行動から考えを変えていくという流れは実務で使えそうです。 (30代男性・マネージャー)
 
まず現状の数値を把握し共有することで、会社の問題点を明らかにして、行動につなげていこうと思うなど意欲がわきました。(40代男性・管理職)
 
戦略とスタッフのKPIをつなげるという点について、意外と実行していないと気づきました。現在は部下を持つ立場ではありませんが、自分が担当する領域の戦略と計画を策定する際に、自分がどのように組織に役立てるか、という視点を持つことができるようになったことは非常に有用でした。(女性・管理職)
 
情報をフレームワークで整理するだけでなく、成果を出すために何をどう考えていけば良いかまで導いて頂けましたので良かったです。とてもシンプルなのですが、ここまでいろいろな情報をシンプルに整理して頂けると、様々なことを考える時に使いやすく、そしてしっかりとした土台が出来た気がします。(30代男性・システムエンジニア)

タイムライン

▼午前中

◎イントロダクション

・モチベーションだけでは問題は解決しない
・鬼と仏のマネジメントの使い分け
・マネージャーの仕事と「仕組み」化の方法
・顧客に提供する3つの価値

行動コントロール

・標準化とそのやり方
・業務の改善とその検証方法
・マニュアル化して、マニュアル思考に陥らせない方法
・パターン化できるもの/できないもの
・「作業」から「仕事」への移行

▼午後

結果コントロール

・結果コントロールの使いどころ
・やる気を引き出して成果につなげる
・業務を分解する
・KPI(成果指標)をうまく設定する
・成長ゲームを作る(ゲーミフィケーション)
・落とし穴を避ける

環境コントロール

・理念をマネジメントに反映させる
・イノベーションを起こす方法
・理念に応じたマネジメントコントロールの設定
・お互いに学習しあうチームを作る
・自分の業務へ応用する方法

まとめ

・振り返り Q&A

対象

事業責任者(プロジェクトリーダー)、新事業担当者、部門長、次世代リーダーなど


*事前の知識は一切不要です。
積極的にご参加いただける方を歓迎します)

定員

15名程度まで

推薦図書:

MBA流チームが勝手に結果を出す仕組み」(PHPビジネス新書)

講師

若林計志 Wakabayashi Kazushi
株式会社フローワン代表取締役


米・オルブライト大学 政治学部/哲学部(ダブルメジャー)を卒業後、米ワシントンDCの外交政策シンクタンク(The Atlantic Council of the United States)を経て、国際紛争地での和解調停を専門とする日本紛争予防センター(旧:日本予防外交センター)に参画。スリランカ/パレスチナなどに駐在。

その後、経営コンサルタントの大前研一氏が代表を務める株式会社ビジネス・ブレークスルーに設立1年目に入社。2000年より日本初の海外オンラインMBAプログラム(豪ボンド大学大学院とのパートナープログラム/Bond-BBT MBA)を立ち上げ、 全体カリキュラムデザイン、マーケティング、大前研一教授の「MBA経営戦略」のティーチングアシスタントなどを担当。2012年まで11年以上に渡り統括責任者を務め、卒業生600名以上を輩出する日本最大級のMBAプログラムに育てた。

またコロンビア大学大学院の国際協力紛争解決センター(ICCCR)のB.フィッシャー博士より認定を受け、協調的交渉術公認トレーナーとして、企業のグローバルマネージャー研修、政策学校「一新塾」などで講師を務める。著書に「プロフェッショナルを演じる仕事術」(PHP研究所)、マネジメントコントロールの入門書である「MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み」(PHP研究所)、共著に「リーディングス組織経営」(岡山大学出版会)がある。ASTD(米国人財開発機構)会員(テクノロジーラーニング研究会)。TOCfE(教育のための制約理論)国際認定プログラム修了。JMAA認定中小企業M&Aアドバイザリーコース修了。

マネジメントコントロール:3つの手法

マネジメントコントロールは、海外ではアカデミックな研究分野として確立されており、ハーバードをはじめ、多くのビジネススクール(MBA)で必須科目となっています。
*詳しい学術的な背景解説はこちらをご覧ください。


行動コントロール(Action Control)

スタッフの具体的な「行動」に直接働きかける方法です。たとえば、製造工場やアルバイトさんの多い職場で、マニュアルを使って一定の行動をうながし、均一な品質のサービスや製品を提供するために適したやり方です。また安全性を向上させたり、効率化によって人件費などのコストを抑えられる効果もあります。

結果コントロール(Result Control)

スタッフに目指すべき目標とその評価基準(KPI)を伝え、各自の創意工夫と努力に任せるやり方です。「やらされ感」が少ない分だけ、各スタッフが当事者意識が持ちやすく、質の高い顧客サービスの提供が可能になります。ただし、人によってアウトプット(成果)にバラツキが出やすいという弱点があります。

環境コントロール(Personnel & Cultural Control)

経営哲学に共感した人々を集め、それにしたがって組織をデザインし、能力向上のための教育などを提供することによって、”理念集団”を作り上げる方法です。他の2つのコントロールに比べて、やや間接的なので、即効性は弱い反面、長期的な効果を発揮する方法です。
 
この3つを、業種や組織に合わせてうまくブレンドするのが「マネジメントコントロール」です。

マネジメントコントロール前

マネジメントコントロール後