大人の「考える力」をイノベーションするフローワン

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2013年2月発売 /840円(税別)


部下が自分の頭で考えて動くようにしたい
会議でどんどん発言が出てくるようにしたい

「マニュアル化と経営理念の浸透を両立したい」
「お互いが協力し合うチームをつくりたい
 
現場のリーダーが直面するこれらのテーマに、明確な答えを出してくれる理論があります。
 
それが「マネジメントコントロール」です。経営理念や 戦略は作っただけでは「絵に描いた餅」に過ぎません。その成功のキーは「実行する力」にかかっています。戦略を実現するために、 社員が目標に向かって自然に行動できる「 実行の仕組み 」を構築する方法論こそが「マネジメントコントロール」です。
 
本書では
 
「行動コントロール」「結果コントロール」「環境コントロール」
 
の3つの切り口から 「マネジメントコントロール」の エッセンスを 分かりやすくご紹介します。
 
「マネジメントコントロール」がうまく機能すると”やらされ感”がなくなります。そして自分の意思に沿って行動しているだけで、それが組織のためになり、成果にもつながるようになるため、社員のモチベーションが上がります。
 
住宅のデザインを想像してみてください。生活導線をうまくデザインすれば、自然に家族が交流しコミュニケーションが活発になります。逆にお互いが何をしているのか分からない設計になっていると、家族同士がいつの間にか疎遠になります。
 
このように実行の「仕組み」(”アーキテクチャ”)が、そこに関わる人に大きな心理的影響を及ぼすのです。
 
書籍に含まれるスライド(一部)

豊富な図解で重要コンセプトを分かりやすく解説

会社でもまったく同じです。「仕組み」は組織風土(組織文化)をつくり、社員の行動に大きな影響を及ぼします。
 
もし部下がモチベーションを失っているとしたら、それは本人のせいなのでしょうか?もし指示しないと、自分で考えて動けないとしたら、それは本当に本人の能力の問題でしょうか?
 
いいえ。そうではありません。望ましくない現象が起こっている背景には必ず何らかの原因があります。そして多くの場合、マネジメントの「仕組み」に改善の余地があるのです。そして、 この「仕組み」の設計・運用に大きく関与しているのがミドルマネージャーです
 
松下幸之助氏の提唱した「任せて任さず」のマネジメントも、コーチング、ファシリテーションなどの手法も「マネジメントコントロール」を知る事で、その位置づけが一層明確に理解できるようになります。
 
本書ではユニクロ、スターバックス、ブックオフをはじめ、さまざまな実例を通じて「マネジメントコントロール」の成功例を分かりやすく解説します。
 
海外ではアカデミックな研究分野として確立されており、ビジネススクール(MBA)などで必須科目となっている一方で、日本ではまだまだ知られていない「マネジメントコントロール」のエッセンスを、ぜひ本書を通じて掴んでいただければと思います。



 
*詳しい学術的な背景解説は こちら をご覧ください。
 
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目次

はじめに
第1章 自由かスパルタか 永遠のテーマに終止符を打つ
第2章 なぜ今、マネジメントコントロールが必要か
第3章 行動コントロール
第4章 結果コントロール
第5章 環境コントロール
第6章 プロフェッショナルマネージャーの仕事
第7章 成功企業に学ぶマネジメントコントロール

トピック(一部)

・昔のようなトップダウンが通用しない理由
・部下が「思考停止」してしまうのは誰のせいか
・「まかせて、まかせず」— 権限委譲する条件
・お金でやる気が低下する
・コーチングで退職者が続出(その理由とは)
・マネージャーはメッセンジャーではない
・標準化への道(バラバラにならずに規模を拡大する)
・仕事にゲームを取り入れる(ゲーミフィケーション事例)
・ユニークなKPIを設定する
・環境コントロール:7つのキーポイント
・部下の「守破離」をサポートする
・企業事例(JAL/メガネ21/吉田カバン/サイゼリヤ/行政・教育機関)
・組織の成長パターン:避けがたいジレンマと克服法

マネジメントコントロール:3つの手法


行動コントロール(Action Control)

スタッフの具体的な「行動」に直接働きかける方法です。たとえば、製造工場やアルバイトさんの多い職場で、マニュアルを使って一定の行動をうながし、均一な品質のサービスや製品を提供するために適したやり方です。また安全性を向上させたり、効率化によって人件費などのコストを抑えられる効果もあります。

結果コントロール(Result Control)

スタッフに目指すべき目標とその評価基準(KPI)を伝え、各自の創意工夫と努力に任せるやり方です。「やらされ感」が少ない分だけ、各スタッフが当事者意識が持ちやすく、質の高い顧客サービスの提供が可能になります。ただし、人によってアウトプット(成果)にバラツキが出やすいという弱点があります。

環境コントロール(Personnel & Cultural Control)

経営哲学に共感した人々を集め、それにしたがって組織をデザインし、能力向上のための教育などを提供することによって、”理念集団”を作り上げる方法です。他の2つのコントロールに比べて、やや間接的なので、即効性は弱い反面、長期的な効果を発揮する方法です。


この3つを、業種や組織に合わせてうまくブレンドするのが「マネジメントコントロール」です。

著者

若林計志

Wakabayashi Kazushi
株式会社フローワン代表取締役


米・オルブライト大学を卒業後、ワシントンDCの外交政策シンクタンクを経て、日本紛争予防センター(旧:日本予防外交センター)に参画。その後、株式会社ビジネス・ブレークスルーにて、海外オンラインMBAプログラム(豪ボンド大学とのパートナープログラム/Bond-BBT MBA)の立ち上げ、 カリキュラムデザイン、および大前研一教授の「MBA経営戦略」のティーチングアシスタントなどを担当。2012年まで11年間に渡り、同MBAプログラムの統括責任者を務めた。著書に「プロフェッショナルを演じる仕事術」「MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み」(PHP研究所)がある。

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